「オンライン英会話を始めたけど、講師の英語が聞き取れない……」
「教材ならわかるのに、実際の会話になると何を言っているのかわからない」
オンライン英会話を始めた初心者には、よくある悩みです。
英語が聞き取れないと、「自分は英語が苦手なのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、オンライン英会話で英語が聞き取れないのは、珍しいことではありません。
英単語の知識不足だけでなく、英語の音に慣れていない、話すスピードについていけない、発音や音のつながりを知らないなど、さまざまな原因があります。
この記事では、オンライン英会話で英語が聞き取れない主な原因と、初心者でも実践しやすい7つの対策を解説します。
オンライン英会話で英語が聞き取れないのは普通?
オンライン英会話を始めたばかりなら、講師の英語が聞き取れなくても珍しくありません。
学校の英語では、単語や英文を目で読むことが中心だった人も多いでしょう。
一方、オンライン英会話では、英語を聞いて、その場ですぐに意味を理解しなければなりません。
例えば、
「What did you do last weekend?」
という簡単な英文でも、実際の会話では単語と単語がつながって聞こえることがあります。
「What」「did」「you」などを一つずつ聞こうとすると、かえって難しく感じることもあります。
さらに、講師によって発音や話すスピードも違います。
そのため、最初からすべて聞き取ろうとする必要はありません。
まずは「聞き取れない原因」を知り、自分に足りない部分を一つずつ補っていきましょう。
オンライン英会話で英語が聞き取れない7つの原因
英語が聞き取れない原因は一つとは限りません。
代表的な原因は次の7つです。
- 英単語を知らない
- 英語の音を聞き分けられない
- 音のつながりに慣れていない
- 英語を日本語に訳している
- 講師の話すスピードが速い
- リスニング練習の量が足りない
- 緊張して集中できていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.英単語を知らない
最も基本的な原因の一つが、単語の知識不足です。
そもそも知らない単語は、何度聞いても意味を理解できません。
例えば、
「I bought some groceries on my way home.」
という英文を聞いたとき、「groceries」という単語を知らなければ、文章の意味を完全に理解するのは難しくなります。
オンライン英会話では、講師が使う単語がすべて自分の知っている単語とは限りません。
そのため、リスニング力を伸ばすには英単語学習も重要です。
特に初心者は、日常英会話でよく使われる基本単語を優先して覚えましょう。
2.英語の音を聞き分けられない
単語の意味は知っているのに、聞き取れないこともあります。
例えば「comfortable」という単語を知っていても、実際の英語音声を聞いたときに、それが「comfortable」だと認識できないケースがあります。
これは、目で見て覚えた英単語と、耳で聞く英語の音が結びついていないことが原因です。
英単語を覚えるときは、スペルと意味だけでなく、発音も一緒に確認するようにしましょう。
3.音のつながりに慣れていない
英語では、単語を一つずつ区切って発音するとは限りません。
会話では、単語と単語の音がつながったり、弱く発音されたりすることがあります。
例えば、
「Did you eat yet?」
という表現も、単語を一つずつ聞こうとすると難しく感じることがあります。
英語の音のつながりに慣れていないと、知っている単語なのに聞き取れないという状態が起こります。
この場合は、英文を見ながら音声を聞き、実際にどのように発音されているのか確認する練習が効果的です。
4.英語を日本語に訳している
英語を聞くたびに、
「英語を聞く」
↓
「日本語に訳す」
↓
「意味を理解する」
という処理をしていると、会話のスピードについていけなくなることがあります。
例えば講師が次々と英語を話しているとき、一文ずつ日本語に訳していたら、次の文章を聞き逃してしまいます。
初心者の段階では日本語に訳して理解することも必要ですが、徐々に英語を英語のまま理解する練習も取り入れましょう。
「apple=りんご」と日本語に変換するだけでなく、appleという音を聞いたら「りんごのイメージ」が直接浮かぶようにするイメージです。
5.講師の話すスピードが速い
講師の話すスピードが自分のレベルに合っていない可能性もあります。
特に初心者がネイティブ講師などの自然なスピードの英語を聞くと、最初はほとんど聞き取れないこともあります。
だからといって、英語力がないと落ち込む必要はありません。
まずは、ゆっくり・はっきり話してくれる講師を選ぶのも一つの方法です。
レッスン中に、
「Could you speak more slowly?」
「Could you say that again?」
などとお願いするのも問題ありません。
聞き取れないままレッスンを進めるより、講師に伝えて話すスピードを調整してもらいましょう。
6.リスニング練習の量が足りない
オンライン英会話を受講していても、レッスン以外で英語を聞く時間がほとんどなければ、リスニングに慣れるまで時間がかかります。
英語を聞き取るためには、英語の音を大量に聞くことが大切です。
オンライン英会話だけでなく、
・英語の動画を見る
・英語音声を聞く
・シャドーイングをする
・音読する
・教材の音声を繰り返し聞く
など、日常的に英語を聞く時間を作りましょう。
短時間でも毎日続けることが重要です。
7.緊張して集中できていない
意外と見落とされやすいのが、緊張です。
オンライン英会話を始めたばかりだと、
「何を言われるんだろう」
「ちゃんと答えないといけない」
「間違えたら恥ずかしい」
などと考えてしまいます。
その結果、英語そのものに集中できなくなることがあります。
緊張していると、普段なら聞き取れる簡単な英語まで聞き取れなくなることもあります。
最初は聞き取れなくて当たり前と考え、完璧に理解しようとしないことも大切です。
英語が聞き取れないときの7つの対策
ここからは、実際にできる対策を紹介します。
対策1.英単語を増やす
まずは基本的な英単語を増やしましょう。
単語を知らなければ、何度聞いても意味を理解できません。
特に初心者の場合は、難しい単語を大量に覚えるより、日常会話で頻繁に使われる基本単語を優先するのがおすすめです。
単語を覚えるときは、
「意味」
「スペル」
「発音」
をセットで確認しましょう。
目で見てわかるだけでなく、耳で聞いたときにも認識できる状態を目指します。
対策2.レッスン中に聞き返す
聞き取れなかったときは、そのまま流さずに聞き返しましょう。
例えば、
「Could you say that again?」
「Could you speak more slowly?」
「Could you type that in the chat box?」
などの表現を覚えておくと便利です。
聞き返すことは失敗ではありません。
むしろ、聞き取れなかった内容を確認することで、リスニングの練習になります。
対策3.レッスン後に英文を確認する
レッスン中に聞き取れなかった文章があれば、レッスン後に確認してみましょう。
「実際には何と言っていたのか」
を英文で確認することで、自分が聞き取れなかった原因を発見できます。
例えば、
「単語自体を知らなかった」
「知っている単語なのに音が聞き取れなかった」
「音がつながっていてわからなかった」
など、自分の弱点が見えてきます。
対策4.音読する
リスニング力を伸ばしたいなら、音読もおすすめです。
英文を声に出して読むことで、英語の音やリズムを意識しやすくなります。
ただ目で英文を読むだけでなく、実際に声に出してみましょう。
講師の発音を聞いた後に、自分でも同じように発音してみるのも効果的です。
対策5.シャドーイングを取り入れる
シャドーイングとは、英語音声を聞きながら、少し遅れて同じ英文を声に出して追いかける練習です。
英語の音やリズム、イントネーションに慣れるのに役立ちます。
ただし、初心者がいきなり難しい教材でシャドーイングをすると負荷が高くなります。
最初は短くて簡単な英文から始めましょう。
「聞く→真似して話す」
という練習を繰り返すことがポイントです。
対策6.自分に合った講師を選ぶ
講師の選び方もリスニングには影響します。
英語初心者なら、最初はゆっくり話してくれる講師を選ぶとよいでしょう。
また、聞き取れなかったときに別の表現に言い換えてくれたり、チャットに英文を入力してくれたりする講師もおすすめです。
レッスンに慣れてきたら、徐々にさまざまな講師の英語を聞いてみましょう。
対策7.完璧に聞き取ろうとしない
最後に、意外と重要なのが「すべてを聞き取ろうとしない」ことです。
実際の会話では、ネイティブでもすべての単語を聞き取っているわけではありません。
重要なのは、会話の大まかな内容を理解することです。
例えば、
「I went to Osaka with my family last weekend, and we ate some really good food…」
という文章を聞いたとき、すべての単語が聞き取れなくても、
「先週末、家族と大阪に行って、おいしいものを食べた」
という大まかな内容が理解できれば、会話は成立します。
まずは「全部聞き取る」から「重要な部分を聞き取る」へ意識を変えてみましょう。
オンライン英会話で聞き取れないときの便利なフレーズ
レッスン中に聞き取れなかったときは、次の表現を使ってみましょう。
「Could you say that again?」
もう一度言ってもらえますか?
「Could you speak more slowly?」
もう少しゆっくり話してもらえますか?
「Could you type that in the chat box?」
チャットボックスに入力してもらえますか?
「Sorry, I didn’t catch that.」
すみません、聞き取れませんでした。
「What does that mean?」
それはどういう意味ですか?
これらの表現を覚えておくだけでも、聞き取れなかったときに慌てにくくなります。
聞き取れないときは講師を変えるのもあり
何度レッスンを受けても講師の英語がまったく聞き取れない場合は、講師を変えてみるのも一つの方法です。
講師によって発音や話すスピード、話し方には違いがあります。
最初は、
・ゆっくり話してくれる
・発音が明瞭
・初心者への指導経験がある
・聞き返しやすい
といった講師を選ぶとよいでしょう。
そして英語に慣れてきたら、少しずつ違う発音やスピードの英語にも挑戦します。
最初から難しい英語を無理に聞き続ける必要はありません。
「聞き取れない=英語が上達していない」ではない
オンライン英会話を始めると、
「全然聞き取れないから、英語力が伸びていない」
と感じることがあります。
しかし、リスニング力は少しずつ変化していきます。
最初は、
「Hello」しか聞き取れない
↓
「How are you?」が聞き取れる
↓
簡単な質問が聞き取れる
↓
会話の大部分が理解できる
というように、段階的に伸びていきます。
以前は聞き取れなかったフレーズが聞き取れるようになったら、それも立派な成長です。
毎回のレッスンで完璧に理解する必要はありません。
まとめ
オンライン英会話で英語が聞き取れないのは、初心者にとって珍しいことではありません。
主な原因には、
- 英単語を知らない
- 英語の音を聞き分けられない
- 音のつながりに慣れていない
- 英語を日本語に訳している
- 講師の話すスピードが速い
- リスニング練習の量が足りない
- 緊張して集中できていない
といったものがあります。
対策としては、英単語を増やす、レッスン中に聞き返す、英文を確認する、音読やシャドーイングを行う、自分に合った講師を選ぶなどの方法があります。
そして、最初からすべての英語を聞き取ろうとする必要はありません。
まずは簡単な表現を聞き取れるようにし、少しずつ理解できる範囲を広げていきましょう。
オンライン英会話を継続しながら、レッスン以外でも英語を聞く時間を作ることで、徐々に英語の音に慣れていきます。
「聞き取れないから向いていない」と諦めず、自分のペースでリスニング力を伸ばしていきましょう。
オンライン英会話を選ぶときは、講師の選びやすさや初心者向け教材、レッスンの受けやすさなどもチェックして、自分に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。
自分に合ったオンライン英会話を探したい方へ
オンライン英会話は、料金だけでなく、講師、教材、レッスン回数、予約のしやすさなど、サービスによって特徴が異なります。
「結局どのオンライン英会話を選べばいいの?」という方は、複数のサービスを比較して、自分の目的や予算に合ったものを探してみるのがおすすめです。
初心者でも選びやすいように、料金や特徴、レッスン内容などを比較しています。
関連記事
- ビジネス英語フレーズ40選シリーズ|初心者向け完全ガイド【第1回~第25回】
- オンライン英会話初心者の選び方|失敗しない7つのポイント
- オンライン英会話は初心者でも効果ある?上達するためのコツ
- オンライン英会話が続かない理由7選|継続するための対策
- オンライン英会話の料金比較|月額相場と安く始める方法

