この記事はシリーズ第12回です。
ビジネスですぐに使える英語フレーズを、初心者向けにわかりやすく解説しています。
- ビジネス英語フレーズ40選シリーズ|初心者向け完全ガイド【第1回~第25回】
- 第5回:プレゼン・発表で使えるビジネス英語フレーズ40選
- 第6回:自己紹介・挨拶で使えるビジネス英語フレーズ30選
- 第7回:報告・連絡・相談で使えるビジネス英語フレーズ40選
- 第8回:依頼・お願いで使えるビジネス英語フレーズ40選
- 第9回:お礼・謝罪で使えるビジネス英語フレーズ40選
- 第10回:スケジュール調整・アポイントで使えるビジネス英語フレーズ40選
- 第11回:来客対応・受付で使えるビジネス英語フレーズ40選
- 第12回:営業・商談で使えるビジネス英語フレーズ40選(この記事)
海外の取引先や外国人のお客様と商談をするとき、「英語で営業するのは難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
営業や商談では、商品の説明だけでなく、相手のニーズを聞いたり、提案をしたり、価格について話し合ったり、最後に次のステップを確認したりする必要があります。
しかし、実際の商談で使われる英語は、毎回難しい表現ばかりではありません。
よく使われる定番フレーズを覚えておけば、英語初心者でも基本的な営業・商談に対応できます。
今回は、営業・商談で使いやすいビジネス英語フレーズを40個紹介します。
「商談を始める」「相手のニーズを聞く」「商品を提案する」「価格を説明する」「交渉する」「次のステップにつなげる」という流れに沿って紹介するので、実際の場面をイメージしながら覚えてみてください。
1.商談を始めるときのフレーズ
1. Thank you for taking the time to meet with us.
「お時間を取っていただきありがとうございます。」
商談の冒頭で使える定番の表現です。
「take the time to ~」は「時間を割いて~する」という意味です。
「Thank you for meeting with us.」よりも少し丁寧な印象になります。
2. It’s a pleasure to meet with you.
「お会いできてうれしく思います。」
初めて商談する相手にも使いやすい表現です。
「It’s a pleasure to ~」は、ビジネスシーンで相手に好印象を与えやすい丁寧な言い方です。
3. I’d like to introduce our company.
「弊社についてご紹介したいと思います。」
自社について説明するときに使います。
「I’d like to ~」は「~したいと思います」という丁寧な表現です。
営業では非常によく使う形なので、そのまま覚えておきましょう。
4. Let me briefly explain what we do.
「私たちが何をしている会社なのか、簡単にご説明します。」
会社やサービスの概要を説明するときに便利です。
「briefly」は「簡単に」「手短に」という意味です。
5. I’d like to start by giving you a quick overview.
「まず簡単に概要をご説明したいと思います。」
商談の最初に、商品の細かい説明に入る前に全体像を説明するときに使えます。
「overview」は「概要」「全体像」という意味です。
2.相手のニーズを確認するフレーズ
6. What are you looking for?
「どのようなものをお探しですか?」
相手の希望や必要としている商品を確認するときに使います。
短くて覚えやすく、営業でも使いやすい表現です。
7. What are your main priorities?
「主な優先事項は何でしょうか?」
相手が何を重視しているのか確認する表現です。
価格、品質、納期、サービスなど、商談で重要なポイントを聞き出すときに役立ちます。
8. What challenges are you facing?
「どのような課題を抱えていますか?」
相手の問題や困っていることを聞く表現です。
営業では、相手の課題を理解したうえで商品やサービスを提案することが重要です。
9. Could you tell me more about your needs?
「お客様のニーズについて、もう少し詳しく教えていただけますか?」
相手の要望をさらに詳しく聞きたいときに使えます。
「Could you tell me more about ~?」は、相手に詳しい情報を尋ねるときの便利なパターンです。
10. What would be most useful for your business?
「御社のビジネスにとって、何が最も役立つでしょうか?」
単に商品を売るのではなく、相手のビジネスに役立つものを確認する表現です。
営業で相手の立場に立って話を進めたいときに使えます。
3.商品・サービスを提案するときのフレーズ
11. I’d like to introduce our new product.
「弊社の新商品をご紹介したいと思います。」
新しい商品やサービスを提案するときに使えます。
「introduce」は「紹介する」という意味です。
12. I think this product would be a good fit for your company.
「この商品は御社に合っていると思います。」
商品を相手に提案するときに使える表現です。
「be a good fit for ~」は「~に適している」「~に合っている」という意味です。
13. This product is designed for businesses like yours.
「この商品は御社のような企業向けに設計されています。」
商品の対象となる顧客を説明するときに使います。
「be designed for ~」は「~向けに設計されている」という便利な表現です。
14. One of the key benefits is its flexibility.
「主なメリットの一つは、その柔軟性です。」
商品のメリットを説明するときに使えます。
「key benefit」は「主なメリット」という意味です。
「flexibility」の部分を「cost savings(コスト削減)」などに変えて応用できます。
15. This can help you save time and money.
「これによって時間とコストを削減できます。」
商品やサービスのメリットを具体的に説明するときに使える表現です。
営業では、商品の特徴だけでなく「導入すると何が良いのか」を説明することが大切です。
16. Let me show you how it works.
「どのように機能するのかご説明します。」
商品のデモンストレーションなどを始めるときに便利です。
実際に画面や商品を見せながら説明する場面で使えます。
17. Here are some examples of how our product is used.
「こちらが弊社の商品がどのように使われているかの例です。」
導入事例などを紹介するときに使える表現です。
営業資料やプレゼンテーションにも応用できます。
4.商品の特徴やメリットを説明するフレーズ
18. Our product has several advantages.
「弊社の商品にはいくつかのメリットがあります。」
商品の長所を説明するときの基本表現です。
「advantage」は「利点」「メリット」という意味です。
19. The biggest advantage is its high quality.
「最大のメリットは品質の高さです。」
複数のメリットの中でも特に重要なポイントを説明するときに使います。
「the biggest advantage」で「最大のメリット」という意味になります。
20. It offers excellent value for money.
「コストパフォーマンスに優れています。」
価格に対して価値が高いことを説明する表現です。
「value for money」は「価格に見合った価値」という意味で、商品やサービスの営業で使いやすい表現です。
21. It’s easy to use and maintain.
「使いやすく、メンテナンスも簡単です。」
商品の使いやすさをアピールするときに使えます。
「maintain」は「維持する」「メンテナンスする」という意味です。
22. It can be customized to meet your needs.
「お客様のニーズに合わせてカスタマイズできます。」
相手の希望に合わせて仕様を変更できる場合に使います。
「customize」は「カスタマイズする」という意味です。
23. We can offer a solution that fits your requirements.
「御社の要件に合ったソリューションをご提案できます。」
営業らしい表現として覚えておきたいフレーズです。
「requirements」は「必要条件」「要件」という意味です。
5.価格や条件について話すフレーズ
24. Our standard price is $500 per unit.
「標準価格は1個あたり500ドルです。」
商品の価格を説明するときに使います。
「per unit」は「1個あたり」「1単位あたり」という意味です。
25. The price includes shipping.
「価格には送料が含まれています。」
価格に何が含まれているのか説明するときに便利です。
「include」は「含む」という意味です。
26. We can offer you a discount for a large order.
「大量注文の場合は割引をご提供できます。」
数量が多い場合の割引を提案するときに使います。
「large order」は「大量注文」という意味です。
27. We may be able to offer a better price.
「もう少し良い価格をご提示できるかもしれません。」
価格交渉の場面で使いやすい表現です。
「may be able to ~」を使うことで、断定を避けながら可能性を伝えられます。
28. The price depends on the quantity.
「価格は数量によって変わります。」
注文数によって価格が変わる場合に使います。
「depend on ~」は「~による」「~次第である」という意味です。
6.商談・価格交渉で使えるフレーズ
29. Is there any flexibility on the price?
「価格について調整の余地はありますか?」
相手に値引きの可能性を尋ねるときに使えます。
「flexibility」は「柔軟性」という意味です。
営業・商談で覚えておくと便利な表現です。
30. We may be able to negotiate the price.
「価格について交渉できる可能性があります。」
価格交渉が可能であることを伝える表現です。
「negotiate」は「交渉する」という意味です。
31. That’s our best offer.
「それが弊社の最良の条件です。」
これ以上の値下げが難しい場合などに使います。
「best offer」は「最良の提示条件」という意味です。
32. If you order more, we can offer a lower price.
「より多くご注文いただければ、価格を下げることができます。」
数量を増やす代わりに価格を下げる条件を提案するときに使えます。
「If ~」を使った条件表現は、営業・商談で非常に応用しやすい形です。
7.相手の反応を確認するフレーズ
33. How does that sound to you?
「いかがでしょうか?」
提案した内容について相手の反応を確認するときに使える便利な表現です。
直訳すると「それはあなたにはどのように聞こえますか?」ですが、商談では「いかがですか?」という意味で自然に使えます。
34. What do you think about this proposal?
「この提案についてどうお考えですか?」
こちらも相手の意見を確認する表現です。
「proposal」は「提案」という意味です。
35. Does this meet your requirements?
「こちらは御社の要件を満たしていますか?」
商品や提案内容が相手の希望に合っているか確認するときに使います。
「meet requirements」で「要件を満たす」という意味になります。
36. Do you have any questions or concerns?
「ご質問やご懸念はありますか?」
商談中に相手が疑問や不安を感じていないか確認する表現です。
「concern」は「懸念」「心配」という意味です。
8.商談をまとめる・次のステップにつなげるフレーズ
37. Shall we move on to the next step?
「次のステップに進みましょうか?」
商談を次の段階へ進めたいときに使います。
「move on to ~」は「~へ進む」という意味です。
38. I’d be happy to send you a detailed proposal.
「詳細な提案書を喜んでお送りします。」
商談後に資料や提案書を送ることを伝える表現です。
「I’d be happy to ~」は「喜んで~します」という丁寧な表現です。
39. When would be a good time to follow up?
「いつ頃、フォローアップするのがよろしいでしょうか?」
商談後に再度連絡するタイミングを確認するときに使えます。
「follow up」は「後から連絡する」「フォローアップする」という意味です。
営業では非常によく使われる表現です。
40. We look forward to working with you.
「御社とお仕事できることを楽しみにしております。」
商談の最後に使える定番の表現です。
「look forward to ~」は「~を楽しみにする」という意味です。
「to」の後ろには名詞または動名詞を置くので、
We look forward to working with you.
のように「working」を使います。
営業・商談で特に覚えておきたい5つの表現
今回40個のフレーズを紹介しましたが、最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、以下の5つを優先して覚えてみましょう。
What are you looking for?
「どのようなものをお探しですか?」
I think this product would be a good fit for your company.
「この商品は御社に合っていると思います。」
How does that sound to you?
「いかがでしょうか?」
Do you have any questions or concerns?
「ご質問やご懸念はありますか?」
We look forward to working with you.
「御社とお仕事できることを楽しみにしております。」
この5つを覚えるだけでも、「相手のニーズを聞く→提案する→反応を確認する→疑問を聞く→商談を締める」という基本的な流れを作れます。
営業英語は「売る」より「相手の話を聞く」
営業というと、「商品の魅力を英語でたくさん説明しなければならない」と考えてしまうかもしれません。
しかし、商談では相手のニーズを理解することが重要です。
例えば、最初に、
What are you looking for?
「どのようなものをお探しですか?」
と聞き、
What challenges are you facing?
「どのような課題を抱えていますか?」
と相手の問題を確認します。
そのうえで、
I think this product would be a good fit for your company.
「この商品は御社に合っていると思います。」
と提案すれば、相手のニーズに合わせた営業ができます。
つまり、営業英語では「難しい説明をすること」よりも、相手の話を聞いて、簡単な英語で提案することが大切です。
商談の基本的な流れを英語で覚えよう
営業・商談にはある程度決まった流れがあります。
① 挨拶・商談開始
↓
② 相手のニーズを確認
↓
③ 商品・サービスを提案
↓
④ メリットや価格を説明
↓
⑤ 相手の質問・懸念を確認
↓
⑥ 条件を交渉
↓
⑦ 次のステップを確認
この流れを意識すると、英語での商談にも対応しやすくなります。
例えば、
Thank you for taking the time to meet with us.
↓
What are you looking for?
↓
I think this product would be a good fit for your company.
↓
One of the key benefits is its flexibility.
↓
Do you have any questions or concerns?
↓
We may be able to negotiate the price.
↓
When would be a good time to follow up?
という流れです。
一つ一つの英文はそれほど難しくありません。
定番フレーズを覚えておけば、相手や商品が変わっても応用できます。
まとめ:営業英語は定番フレーズを組み合わせよう
営業や商談では、英語を一から考えて話すよりも、よく使うフレーズを覚えて組み合わせるほうが簡単です。
今回紹介した40フレーズの中でも、特に重要なのは、
What are you looking for?
「どのようなものをお探しですか?」
What challenges are you facing?
「どのような課題を抱えていますか?」
I think this product would be a good fit for your company.
「この商品は御社に合っていると思います。」
How does that sound to you?
「いかがでしょうか?」
Do you have any questions or concerns?
「ご質問やご懸念はありますか?」
When would be a good time to follow up?
「いつ頃、フォローアップするのがよろしいでしょうか?」
といった表現です。
まずは自分の仕事で使いそうなフレーズから覚えて、声に出して練習してみましょう。
営業・商談で使う英語は、同じフレーズを何度も使うことができます。
「相手のニーズを聞く」「商品を提案する」「条件を説明する」「相手の反応を確認する」という基本パターンを身につければ、英語初心者でも少しずつ商談に対応できるようになります。
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参考サイト(外部リンク)
- BBC Learning English(無料でビジネス英語や文法を学べます。)
- Cambridge Dictionary(英単語の意味・発音・例文を確認できます。)
- Merriam-Webster Dictionary(アメリカ英語の辞書として定番です。)
- British Council LearnEnglish(無料教材や練習問題が充実しています。)


