海外生活から本帰国したら寂しい?というか日本文化がめんどうくさい

海外移住

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「海外でのエキサイティングな生活がなくなって毎日もの足りない……」「なんか日本の文化に合わせるのがめんどうくさい。自分はもう日本じゃうまく生きていけないのかも」

海外経験が長い人ならそんな気持ちを覚えたこともあるかもしれません。「海外での苦労からやっと解放される!」と大喜びする人もいる一方、日本での生活に息苦しさを感じる人がいるのも事実です。

今回は海外生活を終えて日本での生活がスタートする際の良い点や悪い点をまとめてみたいと思います。

日本生活の長所

まずは日本生活の長所を見ていきましょう!普段忘れていた日本のよさに気づくかもしれませんよ。

安全

日本はなんといっても安全な国です。もちろん場所にもよりますが、夜道を一人で歩いていも平気。カフェなどにスマホや財布を置いて席を離れても平気。子供が一人で電車通学しても平気。

海外経験がある人からすると、見ていてヒヤッとすることもあるかもしれませんが、ここは日本です。絶対とは言えませんが、ほぼほぼ問題ありません。海外だったら「そんな行動をとった自分が悪い」といえる無防備な行動をとっても日本では大丈夫です。

ごはんがおいしい

もちろん海外でもおいしいごはんは食べられます。何回もリピートしてしまうレストランを見つけることもあるでしょう。

しかし、海外の食事って本当にそこまでおいしいですか?

私だけかもしれませんが、ふとした瞬間に海外の食事っておいしくないと気づいたことがあります。現地の食事も現地で食べるならおいしいんです。しかし、帰国して振り返ると別にそんなにおいしくはなかったなと分かります。

考えてみればとうぜんですが、日本の食材も調理方法も本当に手が込んでいますよね。野菜や果物であれば品種改良や農家さんの努力によってその食材だけでもクオリティーが高いですし、料理も作るのに何工程もあったりして手間暇がかかっています。

新鮮な魚介類を普通に食べられるのもインドネシアではありえないことです。日本の漁師さんの努力や物流の仕事に感謝できます。

日本人のこだわる気質が表われているのだと思いますが、日本で食べられるのはただ焼いただけとか炒めただけの料理ではありません。

しかも日本なら和食だけでなく洋食や中華などのバリエーションも豊富です。大衆化されたレストランやインスタント食品があるので、ある程度の値段で毎日の食事を楽しむことができます。

※ちなみに私はインドネシアのサンバルが大好きです。インドネシアの料理ではほかにルンダンもまた食べたいと思います(思い出しただけでヨダレが……)。インドネシアの食文化を否定するつもりはなく、ある意味発展途上国と先進国の違いについて一般的な点を述べました。

衛生的・清潔

外国人が日本を評価する際によく取り上げられるのが日本の清潔さやきれいさです。ゴミがほとんど落ちていないことに感動を覚える外国人もいます。衛生面の心配をしなくてよいのも日本の長所です。

インドネシアでもそうですが、道ばたにゴミが普通に落ちていたり、川というか排水溝というか水がとても汚くて異臭がしたりします。

インドネシアの生活を始めて謎の腹痛に襲われるという「洗礼」を経験した人も多いのではないでしょうか。日本なら出されたお茶や氷が原因でおなかを壊すかもしれないと心配する必要はまずありません。

日本生活の短所

お待たせいたしました!海外経験者だからこそ感じる日本生活の短所をご紹介します。本帰国はもちろん、一時帰国したときでさえこれから取り上げる短所を感じる人もいるかもしれません。

刺激がない

海外での生活に慣れてしまうと日本の生活がもの足りなくなってしまうかもしれません。日本は安全な国なので海外ほど犯罪に巻き込まれるリスクはないですし、交通状況も安定しているので事故などの身の危険を感じる機会も少ないです。

安全で平和だというよさは分かっていても、なんか刺激がなくてもの足りないんですよね。平和ボケしてしまいそうで、海外での刺激が病みつきになってしまいます。

日本語が普通に通じるので楽なのですが、外国語を使いこなしているという達成感や満足感もありません。新しいインドネシア語表現に出会うなどの語学的喜びもないですし、日々何に喜びを見出していけばいいのかと思ってしまいます。

日本の生活って本当に普通ですべて想定の範囲内です。帰国直後はホッとするかもしれませんが、やっぱり退屈に思えてきます。

物価が高い

当たり前と言ったら当たり前ですが、インドネシアなどの発展途上国に比べたら日本は物価が高いです。

もちろんインドネシアでも電子機器など日本と同じ値段のものはありますし、輸入品など日本より高いものもあります。しかし、全体的にはやはり日本のほうが物価は高いのではないでしょうか。

また、会社からの手当てがなくなるというケースもあります。駐在勤務であればマンションや車・ドライバー、お手伝いさん、子供の学費などの補助があったかもしれませんが、本帰国とともに多くの手当てがなくなります。

インドネシアではプチセレブ気分を味わえていても、日本に戻ったらまた庶民生活になってしまったと感じる人もいるでしょう。

人間関係が希薄、日本文化がめんどうくさい

ここからが今回の本題です。海外生活から本帰国して感じる大きな壁のひとつは人間関係ではないでしょうか。

あくまでも私の感じている点ですが、インドネシアに比べると日本は人間関係が希薄です。とくに関東が希薄なだけかもしれませんが、お互いの距離を尊重しすぎて交流がないというレベルにまで達しています。

業務・作業上必要な会話はしますが、それ以上のコミュニケーションはなし。インドネシアみたいに四六時中(というかダラダラ)一緒に時間を過ごすことはありません。

インドネシアにいたときはインドネシア人のダラダラ交流がめんどうくさかったですが、今となっては本当に懐かしく、そんな友だちを作りたいと願っています。

日本人は人間関係が希薄であるのと同時に人間関係がめんどうくさいです。和を重んじるので集団と違う行動をとろうとすると同調圧力が加わりますし、「空気読めよ」という無言の圧力が疲弊のもとになります。希薄な人間関係を維持したいなら徹底的に個人主義にしてほしいですよね。

日本生活を楽しむ方法を見つけよう!

私としてはやはり日本での生活はもの足りないですし人間関係が希薄で寂しいです。しかし、いつまでも短所ばかりに気を向けてはいられません。

なんとか日本生活を楽しむ方法を見つけてバランスをとる必要があります。それはやはり日本でしかできないことを追求していく道ではないでしょうか。そのいくつかを簡単にご紹介します!

家族や友だちとの時間を大切にする

海外にいると日本にいる家族や友だちとは直接は会えません。近年は無料通話・ビデオコールがあるので気軽に連絡を取りあえますが、やはり直接会うのが一番です。

せっかく本帰国で日本にいるのですから、家族や友だちとの時間を思いっきり大切にして一緒に過ごしましょう。海外にいたときはできなかった親孝行・家族孝行をするのもいいかもしれません。家族や友だちと旅行や食事に出かけてゆっくり過ごしましょう。

その際に文化の違いや感覚の違いを感じることもあるかもしれませんが、日本生活の醍醐味・異文化交流のひとつとして考えてみてください。思うとおりにいかないことも貴重な経験なのだと感じられるかもしれません。

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日本の娯楽を楽しみつくす

海外での娯楽って種類が限られていると思いません?言語的な制約があるからということもありますが、海外は娯楽の種類自体が少ない気がするんですよね。

その点日本なら思いっきり自分の好きな趣味や娯楽に没頭することができます。本を買うにも動画配信を楽しむにもその他趣味サークルに所属するにも選択肢はより取り見取りです。

海外での人間関係づくりのコミュニティ参加ではなく、時間つぶしの習い事でもなく、本当に自分のしたい趣味や娯楽を楽しんでくださいね。

せっかく日本にいるんですから、日本国内を旅行するのもひとつの方法です。本当は海外旅行に行きたいけど長期で休めない場合は、2泊3日くらいでリフレッシュできるのが国内旅行のメリットですね!

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海外経験者どうしの時間も大切にする

既婚者には既婚者にしか分からない苦労があるように(例えばの話ですが)、海外経験者には海外経験者にしか分からない苦労があります。

これは日本に帰ってきても同じです。生まれも育ちも日本人だからといって、海外経験後は考え方や感じ方が純粋な日本人ではなくなっているといえるでしょう。

このことは理解ある日本人なら頭では分かってくれるかもしれませんが、本当の意味で理解できるのは海外経験者だけでしょう。

インドネシア滞在中に仲よくなった友だちと交流を絶やさなければ、よき理解者を得ることができます。

もちろん、日本の住まいが離れていてなかなか会えない。それぞれの生活が忙しいので会う時間もない。というケースもあると思います。インドネシアを離れるときはまた会おうねと約束していても、実際には連絡すら取りあっていないという場合もあるかもしれません。

もしインドネシア時代の友だちがいるならば、久しぶりに連絡を取ってみたり、実際にあったりしてみるのはいかがでしょうか。

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