仲がいいからこそ使えるインドネシア語
インドネシア語のカジュアル表現をご紹介します。
今回は「ありえない」のインドネシア語です。
相手やシチュエーションによっては、ドン引きされたり、時間が一瞬止まったように感じたりするかもしれません。
くだけた雰囲気のときに仲のいい相手に使ってみてください。
ありえない!
誰かの話を全否定したいときに使える表現です。
「誰かがそんなするなんて信じられない」、「自分は絶対そんなことしていない、する予定もない」といったときに使えるでしょう。
Tidak mungkin!
ティダッ ムンキン!
Tidak(ティダッ) ~しない(否定形)
mungkin(ムンキン) 可能性がある
合わせると、「可能性ゼロ!」、「ありえない!」になります。
冗談ぽく使ってみてください。
さらに口語的に言ってみる
「ありえない(Tidak mungkin/ティダッ ムンキン)」をさらに口語的に言えます。
Tidak(ティダッ)の口語的言い方である、ga(ガ)を使います。
Ga mungkin!
ガ ムンキン!
ga(ガ)はtidak(ティダッ)とまったく同じ意味です。
ただ口語的に使われます。
正式な場所では使われないので、相手を選んで使う必要があります。
やばい!
「やばい」が死後でないことを願います。
「やばい!」、「やばくない?!」という感じのインドネシア語です。
Gila!
ギラ!
Gila(ギラ)とは直訳すると
https://njjn.weblio.jp/content/gila
を意味します。
ジャカルタの若者が 「やばい!」の感覚でよく使います。
いわゆる若者言葉でもあるので、相手がGila(ギラ)という言葉を使っているか確認してから使うのがいいでしょう。
「言葉遣いの悪い人」というイメージを持たれてしまう可能性もあります。
マジ!?
こっちの表現のほうが死後でしょうか???
聞いたあとに、ビックリして聞き直してしまうときのインドネシア語です。
「マジ!?」を使わない人は、「本当に!?」でも同じです。
Masa!?
マサ!?
「マジ!?」、「本当に!?」以外にも、「まさか!」とも訳せます。
ちなみに発音は、マが高くてサを低くします。
いやです
「そんなことはしたくない」、「受け入れたくない」というときに使えます。
Tidak mau.
ティダッ マウ。
Tidak(ティダッ) ~しない(否定形)
mau(マウ) ~したい、望む
「~したくない」、「いやだ」となります。
本来であれば、何が嫌なのか動詞が続きますが、なくても大丈夫です。
日本語でもそうですが、「いやだ」、「したくない」という表現は幼稚なイメージを与えます。
使う場面や相手を選んだほうがいいでしょう。
自分のキャラではないという人も使いたくないと思うかもしれません。
「いやです」もさらに口語的に
こちらもtidak(ティダッ)をga(ガ)に変えることでさらに口語的に変わります。
Ga mau.
ガ マウ。
意味は「いやです」とまったく同じです。
しかし、幼稚さはアップするといえるかもしれません。
使うときはあえて大げさに言って、冗談半分であることを示すくらいがちょうどいいかもしれません。
否定的な言葉もうまく使って交流しよう
今回紹介した言葉は全体的に否定的な言葉です。
相手が言ったことを真っ向から否定すると角が立つ危険もあります。
話している相手や言い方に気をつけないと、一人浮いてしまいます。
まだお互いによく知り合っていないのに否定的な言葉を連発すると、誤解を招くこともあるでしょう。
言語の壁があって、うまく誤解を解けないと、やっかいなことになるかもしれません。
しかし、日本語の「ありえない」、「まじ!?」のように、使えると相手との距離が近くなるのも事実です。
話し相手に合わせてタイミングよく使ってみてください。
相手の地雷を踏んでしまったときや、なぜか怒っているときは、とりあえず誤ってしまいましょう。