素直にごめんなさいと謝ろう
インドネシア人と接していると、相手を傷つけてしまったり、迷惑をかけてしまったりすることがあります。
(インドネシア人に迷惑をかけられることが多い! なんて声もありますが……)
そんなときに伝えたいのが「ごめんなさい」です。
ささいなことで、気軽に謝ることもあれば、真剣に謝る必要があることもあります。
それぞれレベル別にご紹介します。
できれば「ごめんなさい」をいう場面がなければいいですが、長く付き合っていると、そうはいかないもの。
きちんと謝って、いい関係を維持していきましょう。
ごめんなさいの基本形
インドネシア語の「ごめんなさい」は、
Maaf. (マアフ)です。
Maaf ya. (マアフ ヤ)と言うこともよくあります。
Maaf(マアフ)は、比較的些細なことから、あまり深刻すぎないことまで幅広く伝えます。
ただし、相手をかなり傷つけてしまったときは、Maaf(マアフ)では済まないでしょう。
ごめんね
気軽に謝りたいときの表現です。
英語のソーリーをインドネシア語でも使えます。
Sorry.と英語のまま書いてもいいですし、
Sori.(ソーリー) とインドネシア語風に書いてもOKです。
ソーリーはかなり気さくな表現なので、本当ちょっとしたことや、仲のいい友人間で使うといいでしょう。
申し訳ない
シリアスな場面で使う謝り表現です。
Minta maaf!
ミンタ マアフ!
Minta (ミンタ) 願う
maaf (マアフ) 許し
の2単語で、「どうか許して」といった感じの意味になります。
さらに誠実さを込めることもできます。
「本当に」を意味する
sungguh-sungguh(スング スング)を使うのです。
Saya sungguh-sungguh minta maaf!!
サヤ スング スング ミンタ マアフ!!
Saya (サヤ) 私は
sungguh-sungguh (スング スング) 本当に
minta maaf (ミンタ マアフ) 許しを願います
「どうか本当に許してください」となります。
許して
maaf(マアフ)から派生した単語で、「許す」を意味するmaafkan(マアフカン)というインドネシア語があります。
Maafkan saya.
マアフカン サヤ。
Maafkan (マアフカン) 許す
saya (サヤ) 私を
「私を許して」となります。
仲のいい関係だと、saya(サヤ)がaku(アク)に変わります。
「私」が「僕」とか「俺」に変わるような感じです。
男女ともに使えます。
Maafkan aku.
マアフカン アク。
同じく「許して」を意味します。
大丈夫です
相手が誤ってきたときに、「大丈夫です」「気にしないで」を伝えるインドネシア語です。
Tidak apa-apa.
ティダ アパ アパ。
「なんてことはない」「大したことではない」という意味でも使われます。
インドネシア人は楽観的というか、よくこのティダッ アパ アパを言います。
大丈夫のカジュアル表現
Tidak apa-apa. をカジュアルに言う表現があります。
Ga papa.
ガ パパ。
うそのようですが、本当にこう言っています。
ga(ガ)はtidak(ティダッ)の口語表現です。
papa(パパ)も同じくapa-apa(アパ アパ)の口語表現です。
「別にいいよ」「気にしないで」とカジュアルに伝えるときは使ってみてください。
きちんと謝れば分かってくれる
何か失敗をしてしまったり、相手に迷惑をかけてしまったりしたときに、緊張が走り逃げたくなることもあります。
うやむやにしてごまかしたくなることもあるものです。
しかし、インドネシア人の場合、きちんと理由を説明して謝れば、理解してもらえることが多いです。
理由があれば、「じゃあしょうがないね」と受け入れてもらえます。
(あ、それでいいんだ、と拍子抜けすることもありますが……)
さらに誠実に謝る気持ちを伝えれば、きっと理解してくれるでしょう。
とくに日本人として日々てきとうに過ごしてないと思います。
そのうえで失敗してしまった場合など、どうしようもないことも多いです。
きちんと説明すれば分かってくれるでしょう。