日本を外から見るとどんな感じ?
世界から見ると、とてもユニークな国である日本。
日本のなかで生活しているとそのユニークさにはなかなか気づきません。
私も海外移住前はそうでした。
今回インドネシアから7ヶ月ぶりに帰国。
一時帰国を楽しんでいますが、感じたことがいくつかあります。
そのうちの3つをご紹介します。
高齢者が多い
最初に感じたのは高齢者の多さです。
私の日本の住まいが住宅地で平日に外出した、という点も関係しているかもしれません。
それでも、とにかく高齢者ばかりで少し戸惑いました。
お寿司屋さんに行ったら、高齢者のお客さんがたくさん。
スーパーやモールも高齢者が多い。
家の周りを散歩して歩いているのも、ほぼ高齢者です。
別に高齢者が嫌いなわけでも、否定しているわけでもありません。
ただ単にそう感じました。
少子高齢化とは言いますが、たしかに日本の高齢者は増加しています。
企業がシニア向けのビジネスに力を入れているのもうなずけます。
生活が快適すぎる
これは以前から感じていた点ですが、日本は生活しやすい国です。
もちろん仕事や人間関係にまつわるストレスはあるかと思いますが、生活は快適です。
たとえば買い物に行くのは、車や徒歩でOK。
海外では道路環境が悪かったり、交通手段がいまいちだったりします。
「買い物はいつも何かのついでに済ませる」、という人も。
困ったときは日本語で聞けます(これは当たり前ですが……)。
商品の品質も心配する必要がない
買い物をするうえで、品質をそこまで心配しなくていいのも楽チンです。
食べるものも買う商品も大きなハズレはありません。
ある程度よい品質が維持されています。
海外では日々値段と品質の見極めが求められます。
(ある程度経済力があれば問題ないのかな?)
値札のないお店で買うときは、常に値段交渉。
高値でふっかけてくる店主・店員との攻防戦です。
買ったは買ったで、おいしくないとかすぐ壊れるとか、ときたまあります。
服なんかはどんなに安くても、日本の商品のほうが長く使えるので、結局日本で買ったほうがコスパがいいです。
(最近では国際ブランドの商品が現地で買えるので助かります)
人間付き合いがちょっと面倒
日本で暮らす難点のひとつは人間関係です。
日本語が通じるので楽なのですが、気を使います。
相手によっては敬語を使ったり、空気を読んだりしないといけません。
はっきり発言すると角が立つので、婉曲表現を駆使します。
これだと疲れますよね……。
海外も国によって違いますが、インドネシアはほどよく自己表現できます。
やんわりと伝える必要がありますが、嫌なことは嫌と言えます。
(日本も同じ?)
疲れたときは疲れたと表現し、むりをする必要がありません。
努力をしない国民と言われるかもしれませんが、日本の過度にがんばる気質も行き過ぎと感じます。
番外編:日本で聞こえる音
最後に、日本で懐かしく感じた音を紹介します。
聞いた瞬間に懐かしく感じたものもありますし、しばらくしてからふと日本独特のものと気づいた音もあります。
せみの合唱
たまたま日本に帰ってきたのが夏の終わりだったので、せみの合唱を聞けました。
最初はなんとも思いませんでしたが、ふと「あぁ、インドネシアにはないや」と気づきました。
以前だったら、日本の暑さを倍増し、短命のセミの命のはかなさなどを連想させる音でした。
今回はとくに何も感じませんでした。
夕方に流れるチャイム音
私の地域では、「七つの子」が流れます。
子どもたちが家に帰るよう促す音楽でしょうか。
久々に聞いて、「あぁ、そういえばこの音楽が毎日流れていたな」と感じました。
私たちの日常に流れる音楽です。
インドネシアでは、イスラム教徒のモスクから流れるお祈りなどの音声が日常的に聞こえます。
早朝から夕方、ときには夜にも。
日本の静かさに不思議さを感じます。
騒音対策には耳栓を
アジアだけかもしれませんが、海外では騒音に悩まされることが多いです。
日本のように周囲に気を使うという習慣がありません。
(やっぱりアジアだけ?)
外国人なので、騒音を止めさせるということもなかなか難しいでしょう。
そうなると日々騒音に耐えるしかありません。
とくに苦しいのが、真夜中のイベントや早朝のモスクのお祈り。
どんどん元気を奪われます。
しばらくすると気にならなくなることもあるのですが、無意識のうちに睡眠に影響していることもある気がします。
そこでおすすめしたいのが耳栓です。(ありがちなおすすめ……)
別に高い耳栓を買う必要はありません。
何もしないで寝不足に苦しむくらいなら、対策をしたほうが楽になれます。
MOLDEXの耳栓は、安くて高機能と評判です。
たとえば、「使い捨て用8種エコパック」なら、8組入って500円前後。
みなさん安さに驚きます。
耳栓って、使っているとなくなってしまいますよね。(私だけ?)
片方だけなくしてしまうこともあります。
そんなときも1組約60円なので、まさに使い捨て感覚で次の耳栓を使えます。
ナイトフライト時の睡眠や、移動中に集中したいときにも便利です。