寝る前のあいさつをインドネシア語で
インドネシア人と接する機会が増えると、覚えて使いたくなるインドネシア語のあいさつ。
今回は「おやすみなさい」のインドネシア語をご紹介します。
日本語の「おやすみなさい」は、インドネシア語では2つあります。
違いを理解して使い分けてみてください。
ほかにも、夜に使える表現もいくつかご紹介します。
おやすみなさい(寝る直前)
相手がもう寝る直前、というときに使うインドネシア語です。
部屋に入るときや、チャットで寝る前の最後のあいさつとしても使えます。
Selamat tidur.
スラマッ ティドゥル。
Selamat(スラマッ) 健やかに、安らかに
tidur (ティドゥル) 寝る
「健やかに寝てね」、「よい眠りを」といった意味になります。
おやすみなさい(別れぎわ)
日本語の「おやすみなさい」は、夜の別れぎわに交わされることもあります。
この場合、今すぐ寝るわけではありません。
「さようなら」の代わりに使われます。
Selamat malam.
スラマッ マラム。
Selamat(スラマッ) 健やかに、安らかに
malam(マラム) 夜
「安らかな夜を過ごしてください」
「こんばんは」も同じ表現
実はインドネシア語の「こんばんは」も同じ言い方をします。
Selamat malam(スラマッ マラム)です。
夜に相手に会ったときに使います。
同じ表現を別れるときにも使うので、慣れないと変な感じがするかもしれません。
「さようなら」の意味ですし、私たちの平安を願ってくれているんだと考えることができます。
眠い
続いてはあいさつ以外の表現をご紹介します。
相手と話している間でも、理由を付けてその場を離れれば角が立ちません。
夜に使える便利な表現です。
1つ目は「眠い」です。
Ngantuk.
ガントゥッ。
「とても眠い」は
Ngantuk sekali.
ガントゥッ スカリ。
気の利くインドネシア人なら、こちらが眠そうにしているのを見て、「それではお開きにしようか」と配慮してくれるかもしれません。
疲れた
1日の終わりになるとどうしても疲れが出ます。
もう帰りたい、眠りたいというときに使えるでしょう。
Capek.
チャペッ。
「とても疲れた」は、
Capek sekali.
チャペッ スカリ。
「とても」は形容詞の後にsekali(スカリ)を足すだけです。
眠りたい
「もう寝たい」「眠りたい」と直接言う表現も覚えておくと便利でしょう。
Saya mau tidur.
サヤ マウ ティドゥル。
Saya(サヤ) 私
mau(マウ) ~したい
tidur(ティドゥル) 寝る、眠る
以上で「私は眠りたい」となります。
休みたい
眠るという単語以外にも、ほかのインドネシア語を使えます。
「休みたい」「休憩したい」は、昼間疲れたときにも使える便利なインドネシア語です。
Saya mau istirahat.
サヤ マウ イスティラハッ。
Saya(サヤ) 私
mau(マウ) ~したい
istirahat(イスティラハッ) 休む、休憩する
3つ合わせると「休みたい」「休憩したい」となります。
ゆっくり休んでね
もし相手が休みたいと言ったら、相手を気遣う言葉をかけるのが一番でしょう。
おやすみなさい(selamat tidur / スラマッ ティドゥル)と同じselamat(スラマッ)を使います。
Selamat istirahat.
スラマッ イスティラハッ
Selamat(スラマッ) 健やかに、安らかに
istirahat(イスティラハッ) 休む、休憩する
以上で「ゆっくり休んでね」、「安らかな休憩になりますように」となります。
また明日
夜別れる際に伝えることができるのが、「また明日」。
Sampai besok.
サンパイ ベソッ。
Sampai(サンパイ) ~まで、~に達する
besok(ベソッ) 明日
インドネシア語では、「また○○に会いましょう」というときに、sampai(サンパイ)という単語を使います。
別れぎわのあいさつをマスター
インドネシア語を学習していると、まず最初に「こんにちは」や「おはよう」などの出会いのあいさつを勉強することが多いです。
今回ご紹介した「おやすみなさい」などの別れぎわのあいさつもマスターすることで、いい印象を残せます。
あいさつ表現はこちらにまとめてあります。