仕事終わりにねぎらおう
一緒に仕事をしたときや、相手が何かをしてくれたときに伝える「お疲れ様」。
インドネシア語では何というのでしょうか?
と質問しましたが、実はインドネシア語には「お疲れ様」はありません。
しかし、いろいろな表現で相手へのねぎらいを伝えることができます。
今回は、相手への「お疲れ様です」を伝える表現をご紹介します。
仕事に感謝します
日本語の「お疲れ様です」に一番近い表現が、相手の仕事に感謝を示す言い方です。
Terima kasih atas kerja kerasnya.
テリマ カシ アタス クルジャ クラスニャ。
Terima kasih (テリマ カシ) ありがとう
atas (アタス) ○○に対して
kerja (クルジャ) 仕事
keras (クラス) 一生懸命な
~nya (ニャ) ここでは、「あなたのした~」を意味します
以上で、「あなたが一生懸命にしてくれた仕事に感謝します」となります。
難しい業務をこなしてくれたときにも伝えられる表現です。
ありがとうだけでもOK
それほどかしこまりたくないときは、「ありがとう」だけでも十分です。
Terima kasih.
テリマ カシ。と言えば感謝の気持ちが伝わります。
気をつけて(帰って)ね
仕事がすべて終わって相手が帰る際、見送る側が言うインドネシア語です。
相手の身を案じる気持ちが伝わります。
Hati-hati ya.
ハティ ハティ ヤ。
Hati(ハティ)が1つだけだと、「心」を意味します。
Hati-hati(ハティ ハティ)と2つになると「気をつける」になります。
最後にya(ヤ)を付けて「気をつけてね」です。
この表現は、仕事のとき以外にも使えます。
みんなで食事をしたときや遊んだときなど、帰り際に使ってみましょう。
今日は疲れたでしょう
相手の今の状況を読み取ってねぎらうこともできます。
「今日は疲れたでしょう」なら、
Hari ini capek ya.
ハリ イニ チャペ ヤ です。
Hari ini (ハリ イニ) 今日
capek (チャペ) 疲れた・疲れる
相手が頑張ったことを認めているのが相手にも伝わり、信頼感アップにつながるかもしれません。
ゆっくり休んでね
相手が頑張って疲れてしまったときに使える表現です。
Selamat istirahat.
スラマッ イスティラハッ。
Selamat (スラマッ) 平安・無事
istirahat (イスティラハッ) 休む
相手が休みから十分に益を得られるよう願うときに使う表現です。
相手が風邪など体調の悪いときにも使えます。
ねぎらいの言葉で仲良くなろう
日本人は「お疲れ様です」を定形表現のように使っています。
いわばあいさつ表現です。
しかし、インドネシアには「お疲れ様です」という文化はありません。
しかし、それ以外の方法で感謝や気遣いを示しています。
その時々にあう表現を選んで使ってみてください。
人間味あふれるインドネシア人。
こちらが親切や気遣いを示すと、よろこんで返してくれます。
「ありがとう」のインドネシア語はこちらでまとめてあります。