インドネシア語の略語・短縮語|ネイティブのメールやSNSを読解!

インドネシア語の略語を勉強 インドネシア語

本ページにはプロモーションが含まれています

インドネシア人は略語で会話する

インドネシア語の略語や短縮語をまとめてご紹介します。

チャットやSNS、メールで使われるインドネシア語の省略形です。

 

インドネシア人と知り合って、連絡先を交換したり、SNSをフォローしあったりすると、インドネシア語で交流することがあります。

そのときに、彼らの送ってくるインドネシア語の意味が分からないということはありませんか?

 

純粋に知らない単語を使っているということもありますが、知っている単語の省略形を使っているから、ということもあります。

たとえば、日本語でも「あけましておめでとうございます」のことを「あけおめ」と言ったり送ったりします。

それをインドネシア語はアルファベット単位で省略しているのです。

 

法則を知ればなんのことない表現ですが、慣れるまでは読み解くのに苦労します。

インドネシア人のメールやSNS、チャットでよく使われる略語や省略語を紹介します。

超頻出表現

最初に紹介するのは、省略語のなかでもとくによく使われるものです。

trmks

もとの表現はterima kasih(テリマ カシ)。

「ありがとう」を意味します。

 

カジュアル表現のmks(マカシ)と訳されることも多いです。

gpp

もとの表現はga papa(ガ パパ)。

「大丈夫」を意味します。

 

このga papa(ガ パパ)自体、もともとTidak apa-apa(ティダ アパ アパ)というインドネシア語をより口語に言い換えた表現です。

 

口語表現をさらに略語にしてしまうインドネシア語。

短縮系が浸透しています。

g

もう1文字になってしまっています。

先ほど紹介したga(ガ)をさらに縮めた表現です。

 

チャットやSNSなどの文章だからできる書き方ですね。

tq

もとは英語のサンキューです。

インドネシア語なら、TenQでしょうか……。

tdk

これはTidak(ティダ)を表します。

「○○しない」という否定形の文章で使います。

英語をもとにしている略語

英語でも使われている略語表現です。

インドネシア人もよく使います。

otw

もとの言い方はon the way。

「向かっている途中」であることを意味します。

 

「今出たよ」とか、「そっちへ行く途中」といったときに使います。

btw

そこまで多くはありませんが、たまに使います。

もとはby the wayです。

日本語の意味は「ところで」。

 

話を切り替えるときや、前から聞いておきたかったことを聞くときに使います。

助動詞も略語の宝庫

助動詞とは、英語のwillやcanなど、動詞を補うためのものです。

インドネシア語の助動詞はしょっちゅう省略されます。

blh

「してもいい」を表すboleh(ボレ)の省略形です。

 

自分の行為にも相手の行為にも使えます。

「今話してもいい?」とか「手伝ってもらってもいい?」など、いろいろな場面です。

sdh

ある行為がすでに完了していることを表すsudah(スダ)の短縮形です。

 

「もうご飯食べた?」とか「もう着いたよ」などのときに使います。

udh

sudah(スダ)のカジュアル表現はudah(ウダ)です。

さらに略すとudhになります。

blm

「まだ○○していない」を意味するbelum(ブルム)を短くした形です。

 

「まだ見ていない」とか「まだ試していない」などです。

msh

「まだ○○している」、「まだ○○だ」を意味するmasih(マシ)の短縮形です。

 

「まだ職場にいる」とか「まだ子どもだ」などと使います。

lg

lagi(ラギ)の省略形ですが、lagi(ラギ)にはふたつの意味があります。

 

ひとつは、「○○している」という現在進行形をいうとき。

正式な場面では、sedang(セダン)を使います。

「今食事中」とか「今忙しい」などです。

 

ふたつめは、「再び」、「再度」をいうときです。

「また会おうね」とか「あそこへまた行った」などというときに使います。

 

どちらを言う場合でも、lagi(ラギ)はlgになります。

bs

可能、「○○できる」を意味するbisa(ビサ)を短くしたものです。

 

「インドネシア語できる」とか「出勤できる」など、幅広く使われます。

人称代名詞も省略

「私」や「あなた」を指す人称代名詞も略します。

sy

「私」を意味するsaya(サヤ)の省略形です。

ak

「私」を意味するaku(アク)の省略形です。

aqと略されることもあります。

 

saya(サヤ)との違いは、aku(アク)はより親しい関係の人と話すときに使います。

日本語で「私」が「僕」とか「俺」に変わるような感じです。

km

「あなた」「君」など、親しい人を呼ぶときに使うkamu(カム)の短いバージョンです。

 

ただし、聞き手を含まない「私たち」を意味するkami(カミ)を略して使うこともあります。

文脈で判断しなければなりません。

おまけ?

最後にインドネシア人がよく使う略語表現をもうひとつ紹介します。

それは日本語の(笑)やwwwに似た表現です。

wkwkwk

まさに日本語のwwwwwとwを連続する表現に似ていますね。

「ははは……」という笑いを示します。

 

ちなみにwとkの順番や回数は適当でOKです。

wkwkwkkwkwkやwkwkkwkwkkwなど、勢いで連打しましょう。

略語・短縮形を使いこなそう

今回紹介したインドネシア語の略語・短縮表現はごくごく一部です。

インドネシア人のグループチャットやSNSだと、解読不可能な短縮表現がたくさん出てきます。

 

よく目にするものは意味を調べて、どんどん使ってみてください。

下記はインドネシア人のチャットやSNSでもよく使われるカジュアル表現です。

タイトルとURLをコピーしました