インドネシアを含めて海外での生活や旅行で心配になることのひとつが病気です。急に体調が悪くなったときに外国語で自分の症状を伝える必要があり、もどかしさだけでなく怖さを覚えることもあるでしょう。医療水準が日本より低ければ、海外で病気になることの不安は倍増します。
今回はインドネシア語の病名や症状をまとめました。自分や家族が病気になったときや、知人・友人が病気になったときに役立ててください。
病名をインドネシア語で表現
病気:penyakit(プニャキッ)
病気だ:sakit(サキッ)
病気自体はpenyakitといい、自分が病気であることを伝えるときはsakitを使います。
私は病気です
Saya sakit.(サヤ サキッ)
風邪:masuk angin(マスッ アンギン)・flu(フルー)
高血圧:darah tinggi(ダラ ティンギ)
ぜんそく:asma(アスマ)
糖尿病:Diabetes(ディアベテス)
熱:demam(ドゥマム)
英語でも通じるものも多いので、英語が分かる方はそのままいってみてもいいでしょう。風邪は直訳だと「風が入る」になり、日本語の漢字に「風」があるのに似ています。
熱があるはdemmaで、体温はSuhu tubuh(スフ トゥブ)、具体的な温度をいうときにはderajat(デラジャッ)を使います。36度であれば、36 derajat(ティガプル エナム デラジャッ)です。
頭の症状のインドネシア語
頭:kepala(ケパラ)
頭痛:sakit kepala(サキッ ケパラ)
めまい:pusing(プシン)
sakit kepalaは「頭が痛い」なので頭痛になります。インドネシア語は単語や文章の構造が簡単なので覚えやすいです。
のど・口の症状のインドネシア語
のど:tenggorokan(テンゴロカン)
口:mulut(ムルッ)
咳(せき):batuk(バトゥッ)
のどの痛み:sakit tenggorokan(サキッ テンゴロカン)
たん:dahak(ダハッ)
息がしづらい:susah bernapas(スサ ブルナパス)
のど(tenggorokan)の単語が覚えづらいかもしれません。ちなみにマスクはmasker(マスケル)です。「マスクを使う-pakai masker(パカイ マスケル)」や「マスクを買う-beli masker(ブリ マスケル)」といいます。
鼻の症状のインドネシア語
鼻:hidung(ヒドゥン)
鼻水:ingus(イグス)
くしゃみ:bersin
鼻水は直訳が鼻の水を意味するair hidung(アイル ヒドゥン)で通じることもあります。鼻をかむは鼻水を捨てるを意味するbuang ingus(ブアン イグス)です。
内臓系の症状のインドネシア語
嘔吐:muntah(ムンタ)
吐き気:mual(ムアル)
お腹が痛い:sakit perut(サキッ ペルッ)
下痢:diare(ディアレ)
便秘:sembelit(センベリッ)
インドネシアに行った最初の頃はよくお腹を壊すのではないでしょうか。日本と衛生感覚が違いますし、硬水と軟水の違いもあります。
治療法に関するインドネシア語
病院:rumah sakit(ルマ サキッ)
医者:dokter(ドクテル)
看護士:perawat(プラワッ)
薬:obat(オバッ)
抗生物質:antibiotik(アンティビオティッ)
注射:suntik(スンティッ)
入院:masuk rumah sakit(マスッ ルマ サキッ)
海外で病院に行く際は会社や個人で加入している「保険-asuransi(アスランシ)」を使うことになると思います。日本の医療保険や国民健康保険に加入している方は、「海外療養費支給制度」を受けられます。
海外在住者と日本の医療保険,年金(外務省)海外では健康に注意しよう
インドネシアは日本より暑い地域が多く、空気が悪い大都市もあります。慣れない環境・文化・言語で疲れ果てることも少なくないと思いますので、日ごろのセルフケアが欠かせません。
夜はゆっくり休息を取ったり、たまにスパやマッサージに行ったりするのもいいでしょう。適度な運動も健康維持に役立ちます。健康第一で喜びの多い日々をインドネシアで過ごせますように!